ヒサマツミドリシジミ

2020年6月23日 春からパンデミックとなった新型コロナウイルス感染症で自粛生活が長く続きました。5月25日に政府は緊急事態宣言を解除。しかし都道府県県境をまたぐ移動自粛の制限が旅行などに影響を与えた。6月19日になって県外移動が解除され、公には旅行も可能となり経済的活動も再開されることになった。今年はもう蝶の撮影は諦めるしか無いと考えていましたが、いつまでも自粛している訳にもいきません。そしてやっと私も重い腰を上げて近隣県の蝶から始める事にしました。時期的にもゼフのシーズンに間に合った感じです。

思い切って出かけた先はヒサマツ狙いでした。天気予報は曇り時々晴れ。しかし予報は外れて快晴。気温もぐんぐん上昇して30度近くまで上がった。8時頃までは曇りで涼しい森の渓谷でまったりしている時に♀の全開したAB型の翅表が見えた。最初はミドリシジミのメスかと思ったが、いやいやヒサマツのメスでした。少し遠めでした望遠レンズでなんとか撮影出来ました。食樹のウラジロカシで開翅するメスはいい絵になりました。メスは今まで秋口に産卵場所で見たことがあるだけでした。新鮮個体のメスに出会えるとはラッキーです。もしかすると今日はこのメスにオスがアタックするのを見れるかもしれない?と考えるとワクワクしてきました。しかしその願いとは裏腹にオスのブルーの飛翔体ははるかに遠くの谷間を数回飛び廻っただけでした。ここは何時になったら近くに来るのだろうか?全く想像がつきません。やがて11時前になり谷から1頭のオスが飛来しました。一度私の後ろをクルッと回ると目の前のウラジロの木に止まったのです。木葉の中に入ったのですがすぐに位置が特定出来ずに焦った。ヒサマツは照り注ぐ太陽の光を避けるように木葉の影に留まっていました。そしてしばらくは木陰から動く気配がありません。歩き回ったり葉っぱを一つ一つ飛んでみたり。この暑さでは開翅は期待出来そうにありません。しばらくして眺めていると突然パカッと開いたので慌ててシャッターを切りました。なんとか数枚撮れました。そんなことを1時間近く続いた。お昼近くになるともっと奥へ潜り込んで行ってしまい見えなくなりました。まあ何とか1頭でしたが姿を撮ることができてホッとして帰る事にしました。

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