アイノミドリシジミ

2019年6月25日 Chrysozephyrus属は翅表が金緑色に輝くゼフィルスの中でも一際綺麗な種類です。翅の角度や光線の角度、日差しの照度などで微妙に輝きの色合いが異なります。カメラマンとして何としても美しい金緑色を求めて脚立に乗ってでも角度を変えながら撮影しますが、思った色合いには程遠い事が多いのです。少し日が高くなると何処からともなくアイノの♂が占有行動を始めました。目の前に来る動く物体は何でも追いかけるスクランブル発進を繰り返します。いつもながら順光で太陽の方向に頭を向けて留まってくれると結構綺麗な輝きが出るのですが、すぐにクルッと向きを変えて太陽を背にしてしまうのです。私たちは東側を背にして見ているので必ずと言っていいほどアイノの後ろ側から見てしまう体制になってしまいます。そうすると輝きが半減して黒ずんでしまうのです。これがゼフィルスの翅が構造色である為です。この日は♀のアイノもテリハリをする♂のアイノの側に飛んできて交尾を待つ体制に入っていました。一度♂は♀を追いかけてアタックしましたが交尾不成立となりガッカリでした。そんな♀の翅表は褐色に少しオレンジの斑紋があるB型でした。