楊梅の滝(滋賀県大津市)

2008年5月4日に訪問しました。 滋賀県大津市北小松

県下一の落差を誇る滝。比良山系東縁の断層崖を浸食しながら、東方の琵琶湖に流れる滝川(たきがわ)上流にかかっています。雄滝・薬研(やけん)滝・雌滝の3段に分れ、合計の落差は76mです。湖上船やJR湖西線の車内など、かなり遠くからでも眺めることができ、その景観がまるで白布を垂れかけたように見えることから「布引きの滝」という別名もあります。 命名は、悲劇の将軍足利義輝といわれ、部下のクーデターで近江の国に逃れ、比良・北小松で遊んだときに命名したと伝えられています。楊梅とは、高さ15m程の高木ヤマモモのことです。山中に光る水柱をヤマモモの木に見立てたのか、また、中国江西省に楊梅山という山があり、その故事にちなんだのかはわかりませんが、いずれにしても、美しく堂々とした名滝です。 楊梅の滝へは沢に沿って登るコースと、峠へ登る尾根道コースとがあります。後者では、谷へ一気に落下する姿を見ることができます。

<普段着でも見に行ける雌滝>

<間近で見る雄滝>